webOS2.0 Early Access Programに参加する。

webOS2.0 Developer Beta を利用するためにはEarly Access Programへの参加が必要なのだが、意外と簡単だったのと、日本語でどうやって参加すればよいのかの情報がほとんどないので記録しておく。

上記のリンク先に”Get in the Early Access Program”というリンクがある。これはsubjectが”Early Access Program”で宛先がpdc@palm.comのメールリンクとなっている。ここにEarly Access Programに参加したい旨のメールを送るだけ。ちなみにワシが送った文面は、挨拶入れてたった3行。

Hi,

I want to get Early Access Program.

regards,

すると、1営業日程度でEarly Access Programへの参加方法についてのメールが送られてくる。webOS communityへのアカウント登録がまだならここでして、送られてきたメールを引用して返信する形で、SDK License Agreementへの同意の旨を記載し、webOS communityで作成したDeveloperアカウント名を追記して返信する。

さらに1営業日程度してwebOS community Forumのprivateエリアへのアクセス権が付与されると、その旨とアクセス先のURLがメールで送られてくる。これでダウンロード出きるようになるのが、palm-sdk 2.0とこれようのpalm-novacomd 1.0.64, そしてenyoフレームワーク。Eclipseを使っている場合は、そのプラグインもダウンロードできる。

64bit環境ではpalm-sdkは1.4.5とpalm-novacomd 1.0.56がインストール済みの場合でも、以下のようにすればアップデートできる。

$ sudo dpkg -i --force-architecture palm-sdk_2.0.1-svn375359-pho496_i386.deb
$ sudo dpkg -i palm-novacom_1.0.64_amd64.deb

これでpalm-emulatorコマンドを実行すればOK、と思いきやSidを使っている場合はそうは行かない。

2/23現在、SidのVirtualBoxは4.0.2なのだが、palm-emulutorはVirtualBoxの3.0~3.2でないとサポートされていない。なので、VirtualBoxのサイトのOlder buildから、 3.2 のsqueeze用の64bitのdebパッケージをダウンロードしてきて、先にDebianの公式のVirtualBoxパッケージ(virtualbox-ose, virtualbox-ose-qt, virtualbox-ose-dkms)をアンインストールした上でダウンロードしたパッケージをインストールすると、palm-emulatorコマンドでエミュレータを起動できるようになる。

第73回 東京エリアDebian勉強会開催&参加。

今回は 北新宿生涯学習館 を初めて利用して、久々の和室での開催でした。駅からは少々離れているのが難点なものの利用費用は安いので、今後も利用ことになりそうです。今回はリリースパーティーを兼ねて、有志でお菓子、飲み物を持ち寄って、うまい棒つまみながらディスカッションしました。

参加者は、キタハラさん、吉野さん、daiさん、鈴木さん、やまねさん、山田さん、杉本さん、山本さん、野島さん、長谷川さん、小室さん、岩松さん、まえだの13名でした。初めての参加者が増えたのは良いことです。来月以降も引き続き参加してほしいですね。

発表内容は山田さんによるHDFS & Hadoopの話、野島さんによるDebian Games Team体験談、事前課題のSqueezeインストールしてみたよ話の3本。

Hadoopは勉強しようと思って、思っただけになっていたので今回の話でとてもよく理解できました。質問も活発に出て盛り上がりましたね。昨日参加せずに聞かなかった人は損していると言っても過言ではないでしょう。Debianに関連した話では、Debian独自の変更を加えてdebパッケージを作る場合は、ちゃんとREADME.Debianを書こうゼ!という話がありました。これは別にDebianに限った話だけでなく、他のディストロでも同じですね。

野島さんの体験記はパッケージ開発のステップをどう踏んでいくのかという点でとても参考になりました。また絵や音がグレーじゃなくブラックだとか、絵師だけでなく作曲家も必要だとか、ゲーム用のライブラリだとゲーム以外に使いまわしが効かないとか、ゲームならではの話もおもしろかったです。

Squeezeの話は、まぁ予想通り普段からSidを使っている人にとってはどうってことはないのですが、普段Stableを使っている人とか、Debianに入門した人にとっては、大分導入&使いやすくなって良い感じですね。自分の宿題としては、d-iのLVMまわりの問題と、libvirtの nwfilter の仕組みのところの理解です。

宴会は過去2回の大久保開催と同じ、ブタバラ食べ放題1,500円の とんどこ でした。

ブロックデバイスのUUIDを調べる。

blkidコマンドなんてあるのか。知らなかった。

$ /sbin/blkid
/dev/sda1: LABEL="EFI" UUID="2860-11F4" TYPE="vfat"
/dev/sda2: UUID="f25615e0-a7b7-3deb-859d-e671e3c347a4" LABEL="Macintosh HD" TYPE="hfsplus"
/dev/sda5: UUID="c669781d-3d3a-4a72-b2f5-7a8afc12d318" TYPE="swap"

今年のバレンタイン。

ヨメさんからは昨年同様、31アイスクリームの詰め合わせもらった。ワシがチョコレート嫌いなので 1 わざわざ隣駅の31アイスクリームまで今年も買いに行ってくれたそうな。ありがとう。分量的に1週間くらいはありそうだな。

それ以外に今年は、 先日のqpstudyで頂いた のと、生命保険の見直しをしていたので生保のおねえちゃんからも頂いた。チョコレートはもれなくヨメにあげた。w

1

チョコを使ったお菓子、コアラのマーチとかは食えるんだけどね。

ポモドーロテクニックを始めて2週間。

「ポモドーロテクニック」というのをPython関係な人のTLに見かけて気になっていたものの、なかなか書店で見かけず立ち読みも出来なかったのだが、先月末に調布の真光書店で見つけたので購入して読みながら始めてみた。これはすぐに良さげだと感じ、2週間実践してみたところ大分定着してきたので所感を書いてみる。

きっかけ

年末から2月初頭にかけて、仕事上のメインのプロジェクトの方にほとんど時間を取れない、というかなーりまずい状態になっていた。理由は社内の現場部門からのテクニカルヘルプデスクの対応。こっちは本業ではないにも関わらず 1 、基本的には顧客ありきの話なので最優先でやることが多い。これが並行で複数重なってしまい、一つ対応しては別のが、また対応してはまた別のが、みたいな感じでエンドレス状態に陥っていた。これは仕事のやり方を変えねば自分の(仕事の)時間を確保できん!というときにちょうどこの本を手にした。

アジャイルな時間管理術 ポモドーロテクニック入門

25分がちょうど良い。

25分単位のアクティビティ(=1ポモドーロ)と5分休憩をサイクルを回すのはとても自分にはあっているようで、仕事の小さな単位を終わらせるのにちょうど良い時間だ。25分未満で終わる内容は本書にもあるが複数のアクティビティを組み合わせて1つのアクティビティとすれば良く、25分で終わらない仕事でも、目安として7ポモドーロを越える場合はそもそもの仕事の内容を見直して分割すれば仕事の見積りができるようにもなるので、理に適っているなぁと感じる。なにより途中で割り込みが入りそうな場合でもよっぽど急ぎの用でなければ25分くらいなら、アクティビティの在庫に記録しておいて後でやればいいので、今やっている仕事の途中で頭を切り替えないでよいので25分間はとても集中できる。

また、5分休憩をはさむのは思った以上の効果がある。今までというと集中するときは数時間ぶっ続けでやっていたのだが、これはこれで確かにその仕事は集中して仕事を終わらせる事ができる。が、問題はその後。ぶっ続けでやると、特にモニターを見続ける仕事の場合は大抵頭が痛くなってしまい、夕方頃になると仕事の生産性は非常に低下する、という状態になってしまう。一方、この5分休憩をはさむ事で一日通して集中力が持続し、頭痛もほとんど無くなった。例えれば短距離走と長距離走の違いなのだろう。20代は短距離を全力疾走しても体力の回復が速かったのでそういうやり方でも大丈夫だったのだけれど、30代になって体重も増えて運動不足で体力も低下して、という上京では、コンスタントに走り続けられる持久力を保つためには、断然後者が適しているのだろう。

ワシのポモドーロテクニックのやり方。

本書では紙のメモ帳と鉛筆、そしてポモドーロタイマーさえあればよい、となっているのだが、アクティビティをいちいち書き写したり、というのはやはり面倒だ。できればそういうところは楽したい。で、自分が使っているツールは次のとおり。

スケジュールはGoogle Calendarですべて管理していて、タスクは以前は RTM で管理していたのだが、 astrid の仕様が代わりRTMが使えなくなり、Google CalendarのToDoになった。Google CalendarのToDoならAstridよりもGTasksの方が使いやすいのでGTasksに切り替えた。アクティビティはGTasksを使うかGoogle Calendarの画面をブラウザで表示して、日付毎と分類(仕事、家事、その他など)を使ってToDoで管理して、ポモドーロタイマーはPomodroidoで代行する。Google CalendarのToDoを日付でソートすると、アクティビティの在庫とその日のタスクリストは一々書いたり消したりしないで済むので紙のメモ帳より使いやすい。

自宅でも活用。

帰宅後に飯当番で晩飯作るときは、大抵ヨメより先に帰宅した時なので、こまちゃんの餌やりしたり、洗濯物取り込んだり、家計簿つけたりとToDoも多い。自分の時間(執筆、Hackなど)にも時間を確保したい。できるだけ効率よくやって、ヨメが帰宅したころにはちょうど食事にしようというのにも、集中して作業できるので、ポモドーロテクニックは便利だ。元々タスクやスケジュールも仕事とプライベートとで分けずに行っていたので仕事とプライベートで分ける必要性もあまりないかもしれないが、場所で分ける、というのは良いかも。

時間配分に困っている人にはおすすめ。

前の自分と同じように、一つの仕事を速く終わらせるためだけにぶっ続けで集中、というやり方も出来なくは無いと思う。でも、どうせならコンスタントに集中力を維持して、より多くのToDoを効率よく終わらせたいだろう。そういった人におすすめのやり方だと思う。気になった方はまずは本を購入して読んで実践してみることをお薦めする。

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本業では無い、というのは業績評価の対象でもないのに、部門の役割としてやらざるを得ないという業務。自分が対応している分野の回答内容は、普通はベンダーの有償サポートでやるようなレベルじゃないかという気もする。対応できるので対応すること自体は別に良いのだけれど、自分以外は対応出来ないからディスパッチ先が無い、というのは複数重なると困るなぁと。