Ubuntu 10.04のpdns-server 2.9.22-3ubuntu0.1がバグっている問題。

CVE-2012-0206の脆弱性のワークアラウンドでcache-ttlをデフォルト値の20から0にしていました。これがようやく修正されたので、apt-get upgradeしてみたら別のバグか。このプロセス途中にpdnsが再起動しますが、startedが標準出力に表示されたところで止まる罠。別のログインセッションでpdnsを再起動をすると元のapt-get upgradeのプロセスが正常に終了します。

Sidから持ってきてビルドするのはいいけど、アップグレードテストぐらいしてほしいですねぇ 1

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このパッケージはuniverseなので。

PowerDNSのSOAのMINIMUMを変更する。

PowerDNS 2.9.22でSOAレコードのMINIMUMのデフォルトは3600になっているので、どこで変更するのかと思ったら、pdns/common_startup.ccにハードコーディングされていました。

111    ::arg().set("soa-minimum-ttl","Default SOA mininum ttl")="3600";

/etc/powerdns/pdns.confで、soa-minimum-ttl=xxxと任意の数値を設定してpdnsを再起動してやればOK。

Ubuntu 10.04のKickstartで使えないsedの記法。

Ubuntu 10.04のKickstartで、%post処理の中でsedを使う場合、

sed -i '{
s/\(auto eth0\)/\1.100/
s/\(iface eth0\)/\1.100/
/iface eth0/a vlan-raw-device eth0.100
}' /etc/network/interfaces

みたいな書き方をすると、vlan-raw-deviceだけが/etc/network/interfacesに追記されていました。はて?と思ったら、

s/\(hoge\)/\1.moge/

の記法がサポートされていませんでした。CentOS 5.4の方は大丈夫だったのですがね。preseedでもきっと同じだよねぇ…?Debianはどうなんでしょう。

変数を上書きできないようにする。

/etc/profileなどに

typeset -r HOGE=moge
export HOGE

とします。

シェルログイン後、unsetしても

-bash: unset: HOGE: cannot unset: readonly variable

となります。

historyの履歴から特定のコマンドを削除しる、という話をしていたので、システム的に防ぐならこれやんないと意味ないですよね、というお話。

cf. http://linuxjm.sourceforge.jp/html/GNU_bash/man1/bash.1.html

確定申告どね。

毎年この季節は領収書を整理して計算するのが億劫ですが、ヨメさんが産気付く前に無事確定申告を完了しました。確定申告自体は4回目、e-Taxは3回目でした。

追記。

領収書の保管は3年だと思っていたら、「平成23年12月2日より前に法定申告期限が到来する所得税」が、3年保管だそうなので、執筆を始めたころから雑所得で申告していた分は5年でした。医療費控除も5年なんですね。となると、ますます領収書の保管は面倒なので電子化してしまいたいのですが、TSA認定事業者によるデジタルタイムスタンプサービスは、B2B向けのもので個人で使うには高すぎます。個人向けのサービスが出てくるといいなぁという話を 伊波さん とちょっとやりとりしてました。