JINS Moisture®を2ヶ月使ってみた。¶
JINS PCはニュース記事にもなったので有名ですが、JINS Moisture®については知っている人は割と少ないと思います。そこで2ヶ月ほど使用してみたので、使用感についてレビューしてみました。
きっかけはqpstudy¶
松鵜さん がqpstudyでやった JINS PCを使ってみたネタLTのスライド を見て 1 、値段も安いのでJINS PCを試してみようと思いました。
元・大痔主であるだけでなく、ドライアイ持ちでもあるのです。¶
7、8年前からドライアイになり、市川に住んでいたときは、行徳駅にある セントラル眼科 に症状緩和を目的に眼科通いしていました 2 。当然平日は通えず、土曜も毎週行けるわけではなかったので、2、3ヶ月分の目薬を処方してもらっていました。この病院はとてもよかったのですが、現在の多摩方面に引っ越してからは、近所および通勤経路で良い眼科が無かったこともあり、市販薬でl-メントールの入っていない目薬でごまかすようになりました 3 。ドライアイの原因は、モニタを見るときにまばたきが減っていることが大きいので、JINS PCが気休めでもいいので使ってみよう、と思ったわけです。
JINS PCではなくJINS Moistureにした理由。¶
新宿ミロードのJINSでJINS PCを試したところ、ほとんど効果が分からず、ほんとに気休めになりそうだったので微妙すぎるなぁと思ったのですが、同じ棚に JINS Moisture がありました。JINS PCで謳っている機能より、目を保湿する、という謳い文句は私の悩みにはうってつけでした。フレームの側面に、水を入れるウォーター・ポケットがあり、フレーム自体が目を覆うのでこれは効果が期待できそうだと。というわけで、JINS PCより若干高かったものの、何色か出ているのに無色のモデル一つしか無かったこともあり即買いしました。ちなみに、JINS PCと違い、度付きレンズに変更できますが、モニタを見るときには不要なので度付きにはしていません。
で、使ってみた感想。¶
感触的には「微妙」です(わら。明らかに目の乾燥が減ったなぁ、という実感は感じにくいですね。ただ、目の乾燥が辛すぎて目薬を指さないとやってられん、という頻度が減った気がします。そういう意味では元々気休め程度の効果を求めてJINS PCを買いにいったことを考えれば、実感しづらいものの効果があるのかもしれません。あとはこれを通してモニタを見ると、若干赤みを帯びたように見えます。そのせいか普通にモニタを見るよりも若干目が疲れにくい、というか見るのが楽な感じがします。
使用上の不満やデメリットは二点あります。まず不満としては、左側のポケットの蒸発が早すぎること。右側は説明書にあった4時間程度は持つのですが、左側は2時間程度で完全に乾燥しきってしまいます。これは買った当初からだったのですが、寸法がおかしくて水漏れしているのではないかな、と思っています。騙し騙し使っていましたが、予備のポケットは、左右一つずつあるので、年明けから予備のものに交換して様子を見てみようと思います。
もう一つデメリットとしては、視野角が狭すぎるので、うっかり装着したまま移動したりすると、視界が狭くてとても不便です。 人間の視界は左右で200度程度ある と言われていますが、JINS Moistureは目の乾燥を防ぐために、花粉対策用眼鏡のように、目を覆うようになっています。つまり、テレビゲームの一人称視点に似たような視界ですね 4 。なので左右がまったく見えないのです。このままトイレに行って小便器や洗面台に立つと、隣に誰かが立っても誰かがいるのは分かるのですが顔がまったく見えません(わら。ああ、洗面台は鏡を見れば分かりますね、そうですね。用を足しているときに隣に誰かが立っても誰が立っているのかさっぱり分かりません。あー、なんか嫌な空気www。もっとも、これはPCを見る時だけに掛けるべきなので、まぁ席を立つときに眼鏡を外す習慣をつければ良いだけですね。普通にモニタを見ている時には視野が狭すぎる、ということはありません。
ちなみに、matsuuさんのJINS PCの所感にあった「肩凝り」については、私がもともと高校生の頃からひどい肩凝り持ちなので、そんな影響があるのかはっきり言って分かりません。
まとめ。¶
JINS PCについては matsuuさんの資料 を見てください。
ドライアイで悩んでいる人なら、気休めを試してみるには3,990円程度がリーズナブルだと思えるなら、騙されたと思って試してみると良いのではないでしょうか。
でも根本的にはドライアイが治るのが良いのですよね。涙点プラグ以外の治療法が発明されるといいなぁ。