グリーンITが偽善っぽい理由。

世間で言われているグリーンITは概ね以下の事でしょう。

  • CO2排出量が多い現行業務をICTを活用して総量を減らそう。
  • 昔の処理性能優先のハードウェアから、必要無いときは電気自体を供給しない低消費電力のハードウェアに換えよう。
  • 仮想化技術を使ってハードウェアのリソース使用率を出来る限り増やそう。

でも、それぞれだけだと↓のような疑問がある。

  • 本当に減るかちゃんと測定したんだろうかね。実は増えてるんじゃない?
  • 確かにそれはそうなんだけど、なんでハードウェアだけなの?それにそもそも、年々電力消費量を犠牲にしてCPUの性能は上がってるのだから [1] 、現実的には減るどころか増えるでしょう。
  • 集約先がIAサーバじゃ効果は低いよな。まともに業務で使うならそれなりの性能が必要だし。

それぞれ単発だと効果は低いから組み合わせる事が必要なんだけど、そもそももっと重要な観点が抜けている。仕事量自体を減らそうというアプローチが無い。本当に必要な業務なの?システムなの?処理なの?ハードウェア性能の向上に頼ってオーバーヘッドの高いプログラムを書いてない?

ICT業界主導の活動だから、自分達に都合の悪いところは言わないのだろう。また、他に比べると何を具体的にどうしたら良いかを一概には言えないからという理由もあるだろう。でもだからといってそういう意識付けも無く、最近のパソコンは(消費電力を犠牲にして)性能が高いから、何も考えず効率の非常に悪いシステムを作るのは如何なものかと。無駄を無くしてスリム化した上で、上記を組み合わせていかなアカンやろ。

[1]マルチコア化しても高々知れてるだろうし。