Debug Hacks Conference 2009に行ってきた。¶
ネタは吉田@小江戸さんとYuguiさんのがおもしろかった。他の方のネタもCは最近読む程度で、書かないので久しぶりに書いてみようと思うきっかけとして刺激になった。終わったあとに、Debian関係の面々で中華料理屋で夕食。仮想化やリアルタイムOS談義で沸いた。
参加者としての宿題となったDebugネタは、高等なテクニックは持ち合わせてないので、非常に原始的なやり方で解決した話をば。
以前、ハウジングで預かっているお客様環境のAIXでJava アプリケーションサーバが突然落ちる不具合が、自分が担当する前から頻発していて、引き継いだ時は当初はJava coreもCoreも吐かず、ログにも手がかりになるようなものは一切なかった。で、最初に行ったのは、 AIXのAPAR情報を精査 して、怪しいバグを当たりをつけて、 APAR fixを適用 してJava coreを吐くようになった 1 。次に、Java coreを吐くようになったものの、それには特に原因となるような手がかりはなく、ファイルサイズとセキュリティ上の理由から自社の環境には持ってくることはできなかったので、お客様にIBMのFTPサイトに直接アップしていただいたものの、原因掴めず。 fullcoreを吐かせるようにした のち、そのfullcoreを同様にアップロードしていただいたのだが、IBMからの回答は遅いので、自力でデバッグすることにした。ただ、これがひどいことに、デバッガが無いので、1GB以上もあるfullcoreをstringsコマンドでmoreで眺めること1時間かけて、SAP JCoの呼び出し前後でエラー吐いていることを見つけて、IBMに問い合わせをしたのだが、すぐに回答葉なく、回答が出てもIBM側の対象範囲外という回答で問い合わせを打ちきられてしまった。しかたがないので、同じ情報を元に、今度はSAPに問い合わせしたところ、担当は中国人で、困ったことに、「日本語の意味が分かりません」というそこから説明するのかよ、という状況にハマった。何度かやりとりした結果、利用している環境はもともとサポート対象外だったのだが、これをSAP側のバグであることと、AIXでもサポートすることを認めさせた、という、力業でゴリ押しして、ベンダーに対する交渉で問題解決したというお話でした。Debugというには原始的スグル。
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正確に言うと、ulimitなどの設定が不適切でAPAR fixを適用した直後も正常に吐かなかったのだけど。
アスファルトの熱で発電¶
Software Design 5月号の 三酔人電脳問答 で再生可能エネルギーに触れられているのを読んで、アスファルトの熱で発電すりゃええんじゃね?と思った。そういうの考えている他人はちゃんといるんですね。
Today’s Erlang #0¶
I’m studying Erlang, then Title of “Today’s Erlang” started.
First, start Erlang Shell as Command interpreter
$ erl
Erlang (BEAM) emulator version 5.6.5 [source] [64-bit] [smp:2] [async-threads:0] [kernel-poll:false]
Eshell V5.6.5 (abort with ^G)
1>
calculate.
2> 1 + 2 * 3.
7
3> (1 + 2) * 3.
9
4> 123456789 * 987654321 * 9876543212345689 * 99999999999.
120427290016690591378865031507743660198494659
5> 16#cafe * 31#sugar.
1391027498946
6> 16#cafe * 32#sugar.
1577682511434
7> 16#cafe * 36#sugar.
2517755350266
8> 16#cafe * 37#sugar.
* 1: illegal base '37'
Hack Cafe #12¶
今回は、3月に行ったら改装中だった、Cafe Miyamaでの開催にした。リニューアルオープンしたばかりなので綺麗だった。ルノアール系列なので、電源、無線LAN完備ですな。テーブルが少し小さいのが難点だが、ルノアールも同じか。
今日の作業。
koedoyoshidaさんとハイフォー
POKENの画像を顔写真に変えるように促した。
POKENのカードレイアウト変更。
iceweaselでのAdd-onインストール失敗のワークアラウンド発見 1 。BTS。
Java Policyの事前配布資料の誤字修正。
次回はどこにすっかな。
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まぁ、ワークアラウンドが見つけたのはたまたまなのだが。
仮想化友の会 勉強会 in Last びぎねっとセミナールーム¶
一昨日、仮想化友の会の、びぎねっとさんのセミナールームにおける最後の勉強会に参加してきた 1 。お題はHyper-V 2.0。Hyper-Vそのものよりも、その前に行う、MSCS(Microsoft Cluster Service)とActive Directoryが鬼門というお話。ダイレクトマッピングはできなくはないらしいが、設定がかなり面倒らしい。未検証とおっしゃっていたが、ダイレクトマッピングの場合と、仮想ディスクを使う場合とでどのくらいの性能差が出るかを確認する必要があるかと。あまり極端な性能差が出なければ、仮想ディスクを使うのでも良いだろうとのこと。ウム。今回のデモでは、ネットワークが簡易構成だったため、Quick MigrationとLive Migrationの優位な差はあまりなかった。GUIは便利なのかもしれないけど、やっぱりコマンドラインの方が見ていて落ち着くなぁ…。
それ以外のネタでは、 Stratus Avance の話。結構おもしろい。 3tera AppLogic と似ているなと思った。これからの流行りは分散ファイルシステム+ソフトウェアRAIDだろうか。