CouchDB for Androidキタコレ。¶
金曜日にAndroid用の CouchDB(Developer Alpha) がリリースされているのに気づき、通勤中にインストールしたので、Twitterでつぶやいていたのをちょいとまとめておいた。
特徴¶
CoudhDB for Androidは、2.1以降のみをサポート。 1
Dalvik VM用にJava版のCouchDBを再開発した、のではなくて、ARM用のErlangを用意して、そこでErlangでコーディングされているCouchDBをAndroid上で動かしている。全部ソースコード見たわけでは無いけれど、CouchDB自体はあまり手を加えていないんじゃないかなと。
インストール¶
apkはAndroid Marketからインストールできる。
Android Marketからインストールするパッケージは、 あくまでErlang環境とCouchDBをSDメモリにインストールするためのランチャー 。これは90KB程度なのですぐインストールできる。
ランチャーを起動するとbinary updateがまず実行される。binary updateには、要3G or WiFi環境。そしてインストールすると約18MB弱必要なので空きメモリは十分に確保しておくこと。 2
binary update直後は、ダウンロードファイル約1600, パッケージサイズ17.36MB。
binary update途中にネットワーク切れるとアップデートやり直し。ただし、ダウンロード済みのファイルはキャッシュされているので、全部最初からダウンロードするわけではないけど。
binary updateで実際に インストールするパッケージはAmazon S3に置かれてる 。
Binary Updateでダウンロードするファイルは、http://couchdb-android.s3.amazonaws.com/ のXMLのソースを表示して、<Key>タグの値をこのURIに付ければ、直ダウンロードできる。
CouchDBの起動¶
ダウンロードとパッケージの展開が終わると、Start CouchDB, Stop CouchDB のボタンだけが表示されるシンプルな画面。メニューとか一切なし。
タスクバーに表示されるCouchDBのアイコンをクリックすると、ブラウザでFutonにアクセスできる。
Futon見ると、replicator があるので、これが使えるか否かが肝心ですな。
Futonを使うには、milestoneを横にするべき。
でもAndroidの標準ブラウザだとCouchDBの返すJSONは読めない…。orz
という感じ。レプリケーションとサーバサイドJavaScriptがちゃんと動けば、以前から言われていた”CouchDB on Android ←→ CouchDB on Server/Cloud”が実現でき、オフラインでアプリを使えて、オンラインになったときに同期する、というのがCouchDBだけでできるようになってしまう訳ですな。レプリケーション含め、ちゃんとした検証は明日、というか日付は今日以降やる予定。 3
8/3追記¶
CouchDB for Androidというタイトルでブログを書いたけれど、 開発元のCouchioによると、正式名称はCouchDB on Android でした。意味通じるからまぁいいか。
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これは Githubのランチャーのコード 見ると分かる
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途中milestoneの空きメモリ足りなくなって合計20MBほどのアプリ削除した。
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やっぱり土日はやってる時間無いなぁ…。