lxc 0.6.5になるとlxc-debian.gzの仕様が変わりすぎている罠。

先月末にtweetして後でまとめておこうかと思っていたのだが、すっかり忘れていた。自分のtweetを検索するのってマンドイので、メモっておく。

http://twitter.com/mkouhei/status/11066798172

lxc 0.6.5になって、またlxc-debianスクリプトが大幅に変わっているな。

lxc-debian.gzスクリプトは0.6.4までは対話形式でネットワークまわりなどの設定をしてコンテナ用のrootfs作成時に反映されるようになっていたのが、0.6.5になると対話形式でなくなり、かつネットワークまわりの設定は自分で手動でせざるを得なくなった。

http://twitter.com/mkouhei/status/11066870169

デフォルトでインストールされるパッケージからapacehが削除されたのはよいことだ。

デフォルトで選択されているパッケージが最低限になったのは良いこと。

http://twitter.com/mkouhei/status/11067011078

デフォルトのパラメータ設定をスクリプトに記述しなくしたのか。

さっきのネットワークまわりの設定の話。

http://twitter.com/mkouhei/status/11067319771

lxc-debianのパラメータが思いっきり変わっとるがな。

./lxc-debian {create|destroy}とかだったのが、-p|–path, -n|–name, -c|–cleanとかになっている罠。サブコマンドだったのに、オプションにしてしまっとるがな。しかも互換性なし。w

http://twitter.com/mkouhei/status/11067906471

lxc-debianで作れるコンテナが<path>/rootfs だけになっている罠。

これはかなりひどい。0.6.4までは、rootfs.<name>/だったので、互換性なし。でも、0.6.5自体は、rootfs.<name>の方じゃないとlxc-lsなどでちゃんと見てくれなかったりするので、lxc-debian.gzの仕様変更は0.6.5においてはこのスクリプトだけが先行しているように見える。でも仮にも0.6.5としてリリース用のタグ打っているんだから、整合性合わせておかないと0.6.5から使い始めた場合はlxc-debian.gzが使い物にならない罠。revertしておくべきだったんじゃねぇのと思う。

http://twitter.com/mkouhei/status/11067923008

複数コンテナ作る場合はどうするんだ。

上と同じなので、ユーザランドのlxcツールと整合性が合っているのなら、下位互換性を無視すれば問題なかったんだけどね。

http://twitter.com/mkouhei/status/11068011731

今までみたいにrootfs.containername/の方が便利だぞ。

同上。

http://twitter.com/mkouhei/status/11068788822

む、0.6.5のlxc-debianスクリプトでコンテナ作ると、-f で設定ファイル指定しないとアカンのか。

これのせいで、 lxc-lsでコンテナイメージの有無を確認して自動的に一括起動 のようなことが簡単に出来なくなってしまった。いやスクリプト書き直せばいいだけなんだが。

http://twitter.com/mkouhei/status/11068953734

lxc-debianスクリプトがlxc自体のコマンドと挙動があってねえ。

既出。

http://twitter.com/mkouhei/status/11069120526

コンテナ側のネットワークの設定もされないな。

これも既出。

http://twitter.com/mkouhei/status/11069303624

これは…一度に変えすぎて整合性取れてねえな…。

これもそうね。

http://twitter.com/mkouhei/status/11075310113

lxc-debian.gzはこれでガツッと削られたのか。言いたいことは輪からんでもないがなあ。http://bit.ly/ciFjaT

せめて整合性は取ってほしいよね。

そのうち新しいリリースが出て、今まで使っていたコンテナイメージが使用できなくなる、とならなければ良いなぁと。