acpi=off から maxcpus=1 に変更。¶
ACPIを有効にするとブラックアウトしてしまい起動しなかったMacBook 5,2だが、 このバグの件一歩前進したよう で、grubのオプションを
acpi=off
nosmp
maxcpus=1
のいずれかにすれば起動出来るようになったらしい 1 。以前、HackCafeでmaxcpus=1を設定してもダメだったので、これはかなり期待大。ということで/etc/default/grubを早速変更してみた。
$ cd /etc/default
$ sudo git diff
diff --git a/default/grub b/default/grub
index 1ab62e9..ce041b5 100644
--- a/default/grub
+++ b/default/grub
@@ -4,8 +4,7 @@ GRUB_DEFAULT=0
GRUB_TIMEOUT=5
GRUB_DISTRIBUTOR=`lsb_release -i -s 2> /dev/null || echo Debian`
GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet"
-#GRUB_CMDLINE_LINUX="acpi=off quiet"
-GRUB_CMDLINE_LINUX="acpi=off"
+GRUB_CMDLINE_LINUX="maxcpus=1"
# Uncomment to disable graphical terminal (grub-pc only)
#GRUB_TERMINAL=console
で、/boot/grub.d/grub.cfgを更新。
$ sudo update-grub2
再起動してみたら、無事起動。そして予想通り、ACPIがちゃんと機能するようになった!
$ cat /proc/acpi/ac_adapter/ADP1/state
state: on-line
$ cat /proc/acpi/battery/BAT0/info
present: yes
design capacity: 50200 mWh
last full capacity: 51440 mWh
battery technology: rechargeable
design voltage: 10950 mV
design capacity warning: 250 mWh
design capacity low: 100 mWh
capacity granularity 1: 10 mWh
capacity granularity 2: 10 mWh
model number: ASMB016
serial number:
battery type: LION016
OEM info: SMPN016
そして、shutdown してもちゃんと電源が切れる!これでshutdown後に電源ボタンを押して電源を切らなければあかん状況や、バッテリー駆動していて残り時間が分からんとかいう状況から開放される。
ところで、maxcpus=1にしてcoreを1個しか使えないんじゃcore 2 duoの意味が無いんじゃね?というツッコミもあるかもしれない。ここはそれ、acpi=offにしていた段階から既にCPUは1個しか認識されていないから、現時点では良いのだ。ノートPCでACPIの機能が使えないことの方がよっぽど辛い。
何はともあれ良かった良かった。 2
Footnotes